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最新号と、明日25日(土)の店頭販売@銀座のご案内

2017年03月24日

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今号『暮しの手帖』は、すてきな女優さんの横顔からはじまります。
先週お知らせしましたように、特集「直線裁ちでつくる 春のはおりもの」に出ていただいたのは、のんさん。かの『あまちゃん』の元能年玲奈さん、そしてロングランを続ける『この世界の片隅に』のすずさんを声で演じた天才です。
しかし、今回は女優としてというより、一生活者、縫いものの大好きな人としてのご登場。
新刊『創作あーちすとNON』(太田出版)でも再確認しましたが、彼女の“ものづくり愛”には確かに目をみはるものがあります。
今回の本誌特集のデザイン・つくり方指導者、matohu(まとう)デザイナー堀畑さん関口さんのもと、早朝の新宿オカダヤさんでの生地・ボタン選びから、深夜までかかった裁断~縫製、完成まで。その十数時間ののんさんの圧倒的な目の輝き、集中力にはスタッフ一同、息を呑むほどでした。
ああ、彼女は自分のやりたいことがわかっている聡明な人、やりたいことに向かって真っ直ぐに進む人なんだな、とつよく思いました。
なにより、その姿は、とても愉しげだったのです。
その様子を、すてきな着こなしとともにぜひご確認ください。
そして、みなさんもこの春、自分の手で「なにか作ってみたいな」と感じていただければ幸いです。

最新号ではそのほか「ぱぱっとパスタ」「持ちより料理」「ポテトサラダ研究会」「土井善晴 ぬか漬けをはじめよう」等々、春に似合うお料理企画をたくさん用意しました。
野田知佑さんの「川の学校」の少年少女たちもとびきりの笑顔でお出迎え。
さらには、創刊70周年記念企画「戦中・戦後の暮しの記録」の原稿募集等々、新しい展開もはじまります。
これからゆっくりと各担当者からご案内してまいりますね。

ところで!
明日の発売日には、編集部、銀座の書店にうかがい、最新号の店頭販売を展開致します。
教文館(東京都中央区銀座4−5−1)にて、11時から17時くらいまで。
銀座中央通り、松屋銀座の斜め向かいの本屋さんです。
土曜日の、気持ちのよい歩行者天国。お近くの方は、“銀ブラ”をかねて、ぜひ見にいらしてください。
私も朝からお待ちしております。

編集長・澤田康彦

最新刊『美しいものを 花森安治のちいさな絵と言葉集』

2017年03月06日

いよいよ、花森安治 初の挿画集刊行です。

花森が編集長をしていた時代の『暮しの手帖』では、ファッション、料理、手芸、料理などさまざまなページに、おしゃれで、かわいらしく、ときに風刺がきいたユーモアたっぷりの挿画を見つけることができます。これらはすべて花森自身が手がけていました。
「ここに絵が入るといいな」。原稿を読むと、ペンにインクをつけ、何も見ずにさらさらと楽しそうに描いていたといいます。すると誌面はたちまち、きらきら輝きはじめるのです。
近日発売の本書には、『暮しの手帖』の誌面を彩ってきた挿画500点余りと、花森の暮らしの美学に触れる珠玉の言葉を散りばめるように収録しています。繊細かつ、美しい挿画とともに、花森の「美しい暮らし」への思いに魅せられる一冊です。詳細はこちらからご覧ください。
(担当:村上)

最新刊がとどくと……

2017年01月25日

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奇数月25日の発売日を目前に、編集部に数冊の最新刊がとどきます。
新しいインクと紙の匂いがかぐわしい、ぴかぴか、まっさらの誌面です。
では問題。
みなさんは、それを手にとった編集部員たちがどういう反応を示すか、おわかりですか?
「わあやったー!」「完成!」「ぱちぱちぱち!」
だと思いますか?
ちがいます。
正解は、
そおっと、おそるおそる、こわごわと……ページをめくる。
でした。
みんなが気にするのは、自分の担当ページにミスがないか、最後に入れた赤字がちゃんと直されているか、そういう点です。
なかでも特集は、例えば料理のレシピなど、試作・検証しつつ最後の最後まで正確を期してたっぷりの赤字入れをほどこしてしまった。印刷所さんごめんなさい……そして、果たして無事に直しは反映されているかしら?
……という「こわごわ」ですね。
もちろん、綱渡りのぎりぎり仕事ではありません。みんな、時間をかけて真剣にやっております。手前ミソながら、とても丁寧です。
でも、だからこそ、完成を見とどけるまで慎重なのです。
前にいちど、いたずらな編集長がページを繰りながら「あっ」と言ってみたら、みんながぎょっとこっちを見たものです。「冗談です」と言うと、「そういうの、やめてください!」と、おこられました。すみません。

さあ、最新刊、発売です。
犬が川を飛び越える仲條正義さんの表紙画、いかがでしょうか?
できあがったばかりの本誌を眺めると、今号はかなりぎっしり、細かな記事が並んでいるなあ、と(いまさらながら)思いました。
なべ料理、肉厚ハンバーグ、オーブン料理、ゴマじるこ……お料理記事もあたたかいものをたくさんご用意。
ほかに電力の話題や、小池アミイゴさんの「3.11」、行司千絵さんの洋服作り……いろんな角度から「暮らし」を見すえます。
「花森安治の仕事展」を前に、大判ポストカードを2葉、付けました。
明日以降しばらくここ「Blog手帖通信」にて、担当者からそれぞれ内容のご案内を発信しますね。
あたたかな春となりますように。

編集長・澤田康彦

別冊『暮しの手帖のクイックレシピ』、本日発売です

2016年12月05日

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『暮しの手帖』の料理といえば、丁寧で、じっくり。クイックレシピ、時短って、ちょっと意外だな。もしかしたら、そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、みなさんは、仕事や家事、子育てや介護、やりたいこともいっぱいあって、毎日がとにかく忙しいなあと感じていませんか?
時間に追われて、料理する気持ちがくじけそうなときこそ、この本を開き、えいやっと腰を上げて台所に立っていただきたいのです。
主材料は1つ~3つ、手順も至極シンプルで、読みやすく、わかりやすい。およそ20分後には、ほかほかと湯気のあがる料理を味わいながら、「ああ、うちの味っていいな」と、なんとも幸せな気持ちにひたれることでしょう。
すべてのレシピは、わたしたち担当編集者5人がくり返し試作をして、作りやすさ、おいしさをきちんと確かめています。何度か作れば、すっかり覚えてしまうほどの簡単レシピです。
本の詳細は下記のリンクから。または、書店でぜひご覧ください。(担当:北川)
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/bessatsu/e_2095.html

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別冊『暮しの手帖のクイックレシピ』、間もなく発売です

2016年11月29日

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この本は、わたしたち編集部員の「こんなレシピ集がほしい!」という切実な思いから生まれました。
一日の仕事を終えて、急いで帰る道すがら考えるのは、「今日は買い物をパスしたいなあ。家にある鶏肉とじゃがいもで、何が作れるかな?」といったこと。
シンプルな材料と調味料で、無理なく手早く、必ずおいしく作れるレシピ集があったら。
そう、それなら、毎日忙しい料理家の先生方に、「ご家庭で作る、とっておきのスピード料理を教えてください」とお願いしてみたらどうだろう。
そんな発想で作ったこの本、手前味噌ですが、本当に使える一冊です。
十八番料理を教えてくださったのは、有元葉子さん、上田淳子さん、大庭英子さん、川津幸子さん、コウケンテツさん、堤人美さん、冷水希三子さん、前沢リカさん、脇雅世さん、ワタナベマキさんの10名。
12月5日発売です。どうぞご期待ください!(担当:北川)

目次はこちらのリンクよりご覧いただけます。

最新号もニンゲンがいっぱい出てきます。

2016年11月25日

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ヒト出現率が高いなあ、と、われながら思うのです。
「顔」「手」「体全体」。
『暮しの手帖』誌面の話です。
新編集長(=ぼく)自身は、これまでの『暮しの手帖』を変える、なんてそんな大それた意識はなかったのですが、バックナンバーと比べてみると、最近けっこう変化してきてることに気がつきました(いまごろ!)。
たとえば。
シチューを作る坂田阿希子さん。その美しく動く手、ついでに坂田さんちの子猫ビスコ(全身)。
微笑む有本葉子さんと高橋みどりさん。プロのいい顔です。
キムチをしこむ李映林さんとコウ静子さん母娘(おやこ)。心が通じ合ってる!
「シフォンケーキは手でちぎって」と、なかしましほさん。
手作りのフレーベルの星。
ほどいた毛糸と残り糸でミトンの作り方を教えてくださる佐藤孔代さんを撮りに、スタッフは秋田県大館まで足を運びました。
………………
たんにレシピ、製法を提示するのではなく、『暮しの手帖』はその人の生き方、考え方、いい顔までお見せしたい、と思うのです。
「シチューをどうぞ」で、こんな一文があります。
《ビーフシチューは父の好物。家族で通った地元・新潟の洋食屋さんの味を思い出しながら、あれこれ工夫しました》
そんなシチュー、あったまるに決まっていますね。

最新号も、ていねいに、じっくり煮こんで、発売です。
編集長・澤田康彦

『とと姉ちゃん』三姉妹、編集部にあらわる。

2016年09月23日

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 『とと姉ちゃん』の三姉妹が編集部にいらっしゃいました。とある番組の企画です。
 小橋家の常子と鞠子と美子……朝、ついさっきまでテレビの中にいた三人が、時空を超えて、現代の『暮しの手帖』にあらわる。
 とてもまぶしい、不思議な感覚です。
 暮しの手帖社の三姉妹──大橋家の鎭子と晴子と芳子──も、かつてこうして仲よく並んで立ち、みんなをにこにこと眺めたのでしょうね。

 「編集部ではお昼休みの12時45分、みんなでドラマをわいわい見てるんですよ」と言うと、三人は「うれしい! ありがとうございます」って。
 「やったー」って、杉咲花さん(美子役)、若い。
 今回の企画は、うちの編集部員とともに、本誌の検証作業をするというもの。『暮しの手帖』名物、試作・試食と試用であります。
 課題は、制作中だった84号の中の「秋刀魚料理」と、「ダーニング」というお裁縫、それから家電品の接続コードを整理する道具のチェックなどなど。
 三人はさすがのチームワークで愉しげに器用に次々とこなしていきました。

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最新号発売! 意識したのは“よみごたえ”。

2016年07月25日

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「夏号の企画を考えていたら、ずっと脳内で夏映画のサントラが鳴っています。
『おもいでの夏』『ひまわり』『太陽がいっぱい』……(みんな古いなあ)。
夏の映画の音楽って、みんなとてもすずしげですね。寒いくらいに。」

3カ月ほど前、仲條正義先生に表紙絵を依頼する際、企画のラインアップのあとにこんなメッセージをつけておいたのです。
そうだからかどうかはわかりませんが、今回いただいた絵には鮮やかな2本の“ひまわり”が!
ぼくにとって、できあがったばかりのこの号は、目にするたびに、ヘンリー・マンシーニのあの曲が鳴り響く、あつくてすずしい表紙となりました(未聴のかたはぜひ聴いてみてください! もっと興味のあるかたはデ・シーカ監督の映画をご覧あれ!!)。

さて、夏まっただなかです。
みなさんは何回目の、どんな夏を迎えていらっしゃるでしょうか?
『暮しの手帖』が今回そろえたのは、猛暑に負けず、夏の日々を元気に愉しく乗り切れる特集たちです。
「麺料理」「とんかつ」「サラダ」「サマーパンツ」「夏の大掃除」……順不同、どれからでもお読みください。それぞれに目からウロコの工夫、アイデア、発見、愉しさが用意されていることを保証します。
つぶよりのエッセイをふくめ、意識したのは“よみごたえ”です。

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『「暮しの手帖」初代編集長 花森安治』が発売になりました。

2016年07月08日

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『暮しの手帖』の初代編集長であり、世に「カリスマ編集長」と呼ばれた、花森安治の軌跡がわかるビジュアルブックです。花森は、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、唐沢寿明さん演じる天才編集者・花山伊佐次のモチーフとなっています。
戦後まもなくヒロイン常子のモチーフ・大橋鎭子と出会い、大橋の「女の人のための雑誌を作りたい。家族を幸せにしたい」という強い思いに賛同した花森は、1948年、ともに『暮しの手帖』を創刊。以降30年もの間、編集長として指揮を執りました。

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単行本『花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部』が発売になりました。

2016年06月15日

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本日、単行本『花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部』が発売になりました。
 
本書は、『暮しの手帖』初代編集長・花森安治の愛弟子である小榑(こぐれ)雅章さんが綴った、『暮しの手帖』の回顧録です。元編集部員の小榑さんは、小誌が100万部近い販売数へと伸び続け、名企画「商品テスト」などの記事が、日本の暮らしに影響を与えていた1960年代から80年代にかけて在籍していました。
編集長・花森さん(花森安治)は、現在放送中の、朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にもうすぐ登場する天才編集者・花山伊佐次の、そして社長・しずこさん(大橋鎭子)は、ヒロイン常子のモチーフとなっています。
 「『暮しの手帖』は、単なる雑誌じゃないんだ。

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初夏の号が発売になりました。

2016年05月25日

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 珍しい!? 『暮しの手帖』に“付録”です。
 これは、どうしても皆さんとシェアしたかったから。
 ぼくは編集長に就任するなり、出遭いました。1946年夏につくられたたった20ページの薄い冊子の、まばゆい輝き。退色してぼろぼろになったそれを開くと鮮やかな色彩が両目を射ました。

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単行本『ポケット版 「暮しの手帖」とわたし』が発売になりました。

2016年04月01日

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単行本『ポケット版 「暮しの手帖」とわたし』が発売になりました。『暮しの手帖』創刊者のひとり、大橋鎭子の唯一の自伝である本書は、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のモチーフとなった本です。
生きることが命がけの明け暮れがつづく、戦後間もない頃、「女の人を元気にしたい」、そう考えた「しずこさん」。のちに初代編集長となる花森安治と出会い、物やお金がなくとも、暮らしをもっとおしゃれに、豊かにするアイデアを集めた生活雑誌『暮しの手帖』を創刊しました。28歳の女性がともした小さな灯は、やがて、日本の家庭をあたたかく包む、大きな光となっていきます。
どんなことにも最初から無理とは言わない、言いたくない。ずっとずっとおおまじめで体当たりだった大橋の生き方が、ここにいきいきと綴られています。強く、明るく、たくましい「しずこさん」、93年の積極果敢な生涯をお読みいただける一冊です。
ポケット版では特別に、『とと姉ちゃん』の脚本家・西田征史さんが語る解説と、家族が綴る晩年のエピソードを収録しています。(担当:村上)

大橋鎭子の特設サイトを開設いたしました。下記のリンクよりご覧ください。
www.kurashi-no-techo.co.jp/shizukosan/


暮しの手帖社 今日の編集部