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『暮しの手帖のおべんとうのおかず204』発売です!

2019年02月28日

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4人の人気料理家、大庭英子さん、川津幸子さん、今泉久美さん、ワタナベマキさんに教えていただいた、おいしくて、手早く作れるおべんとうのおかず、全204品のレシピ集をお届けします!

この本を手に取ると、試作に明け暮れた日々を思い出します……と、編集担当の北川と平田。
「朝、スーパーで買い出しをし、昼前に会社のキッチンで試作、午後また買い出しをして試作……。なにせ204品ありますから、連日ふたりで一日30品くらいは作ったのではないでしょうか」
「冷めてもおいしいか確認するため、作りたてではなく、時間をおいてから編集部のみんなに試食してもらいました。『このおかずは、冷めても味がしっかりしているね』、『水気が出にくい工夫がいいな』といった声に、よし、このレシピ集はすぐれものだ! と自信をもちました」

たのしくおべんとうを作るために、シンプルな素材と調理法の工夫、詰め方のコツ、おべんとう作りの失敗談を交えて、先生ご自身で役立ててこられたレシピなど、たっぷりご紹介しています。
朝、あわてないために、前日にできる作業も明記しています。
この春から、キッチンの片隅に置いてご活用いただけたら、とてもうれしいです。

本書は、ご好評いただいた別冊を書籍化したもので、『暮しの手帖のおべんとうのおかず196』のシリーズ第二弾です。
詳しい内容は、下記のリンクより。(書籍担当:佐藤)
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1186.html

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編集長体験トレッキングツアー中です!

2019年01月24日

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編集長体験トレッキングツアー中です!
──編集長より、新年のご挨拶と最新号発売のご案内

「自分はこの世界に観光客としてやってきた」
「何かをなしとげることが人生の目標だったと考えるとしんどいけど、観光が目的でした、だとちょっと気が楽でしょ」
と書くのは、漫画家のしりあがり寿さんです。
なるほど! 目からウロコでした。
氏が続けるには、
「自分の観光旅行を振り返ると、突然の両親宅へのホームステイから始まって、この世界の言葉覚えたり、ルール覚えたりして」「『思春期ツアー』でこの世界に生息する『女性』に出会ったりして」「興味のあった漫画家の『体験ツアー』に参加したり、『子育て体験コース』なんてのもやってみたり」
わあ、面白い!
この傑作原稿は本誌「随筆」欄でお楽しみいただくとして、その伝で行けば、ぼくなんかは「『暮しの手帖』の編集長体験トレッキングツアー」の真っ最中です。長い登りで、けっこう急峻、すべりやすかったり、途中降雨や落石もありそうで、たいへん危険なコースであります。
けれどまあ大勢の同行の仲間(編集部員やスタッフたち)と、それなりにわいわいと賑やかな登りくだりを繰り返しています。みんな真面目で元気で頼もしいなあ。おおい、この荷物もってくれえ! なんてね。
たいへんだけれど、愉しい。幸せです。食糧は多いぞ!

さあ、また新しい年の始まりです。
みなさまは、本年はどんな「観光」をされるのでしょうか?
2019年の編集部は4世紀100号を迎え、第5世紀という新世紀に突入します。7月には「1号」となります(小誌は「100号分で1世紀」とカウントし、号数がリセットされるという不思議な雑誌なのです)。
ちなみに今号は98号です。1月25日発売。春の到来を待ち望む、明るい一冊を編みました。
今年も、みなさまの暮らしに役立ち、豊かな彩りをお届けできる雑誌でありますように。芽吹き、花咲き、実りのある、健やかな一年が送れますように。
明日からは、例によりまして、各担当者が現場からご報告します。
しばらくおつきあいのほど、どうぞよろしくお願いします。

編集長・澤田康彦

98号の目次はこちらからご覧いただけます。

暮しの手帖の動画はこちらからご覧いただけます。

別冊『暮らしのヒント集5』が発売になりました!

2018年12月05日

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「暮しの手帖別冊」を代表する人気シリーズ最新刊が、
満を持して発売となりました。
担当・平田がご案内させていただきます。

「次の号はいつでしょう?」とたくさんの声をいただくこのシリーズ、
実はそう簡単に作れるものではございません。

まず、取材する方を探すことから始まるのですが、
これがこの本の肝であり、最も悩ましいところです。
すばらしいお仕事をしながら、自分らしく日々の暮らしを楽しまれている
幅広い世代の方々を、編集部みんなの知恵を借りて探します。
取材では、何度もご自宅などを訪れ、
朝起きてから夜寝るまでに行うさまざまな習慣、
時間の使い方、得意料理や部屋作りの工夫などを、こと細かに伺います。
さらに、これまでの人生で得てきた
大切な気付きについても、教えていただくのです。
こうして伺った膨大なお話のなかから、
宝物のような「暮らしのヒント」が生まれます。

今回は、作家の「いしいしんじさん」や「落合恵子さん」など、
すでに人気の方から、知る人ぞ知る暮らしの達人まで、
30代から80代の17人の方々を取材しました。
頁をめくると、いい顔をした人たちにたくさん出会えます。

年末年始、暮らしを見つめ直すのにぴったりのこの時期に、
自分のために、そして、大切な人への贈り物に、
どうぞご活用ください。(担当:平田)

本の詳細は下記のリンクから。または、書店でぜひご覧ください。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/bessatsu/e_2098.html

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編集長より97号発売のご挨拶

2018年11月24日

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創刊70周年記念企画第二弾は、
16ページ増の冬のお役立ち特大号です。
──編集長より97号発売のご挨拶

編集部のちいさなクローゼット。
夏場はよゆうのあるこのスペースが、だんだん「きつきつ」になってきました。
みんなのコート、厚手のオーバーが掛かり出して、満員電車のよう。
青黄赤緑ベージュ黒……コートの色も、もちろんデザインも、生地も、それぞれ思い思いに選ばれたものです。
そういう好みがばらばらの編集者たちが集まって、ひとつにまとまる。雑誌って、それだから面白いんだよなあ、って、編集長はしみじみ思う。コート眺めて。
今年はおつかれさま。来年も愉しく行こうね!
なんて、そんな季節であります。

あっというま。もう11月下旬で、12月はあっというまに巡ってくる。いつもそんな気がします。
「12月、大きらいや」うちの母は、ずっとボヤいていたものですが、子どものぼくには不思議でなりませんでした。冬休みにケーキに雪遊びにお年玉。お正月の朝は、世界が変わったかのように清潔で、新鮮で。
母に聞けば、クリスマス会の準備、大掃除、年賀状書き、もちつき、しめ飾りつくり(裏山にウラジロを取りに行っていました)、着物の準備、お年玉の用意、おせち料理づくり、買い出し(お正月の三が日はお店が閉まっていました)……「ろくでもない」とのこと。
なるほど、家事全般を担っていた、典型的な昭和の主婦である母のボヤきは、いまではよ〜くわかります。
そんな苦労も知らずに、クリスマスもお正月も、うちの父ときたら、のんきに大勢の同僚を呼びつけて、どんちゃんやっていました。ぼくにはプレゼントやお年玉が増えて、とてもうれしかったものだけれど、母や祖母が台所で眉をひそめてお燗をつけているの図、もよく記憶しています。

昭和は去り、平成も終わろうとしているいま、昔のような「ザ・お正月」という感覚が薄くなり、昭和を生きてきた自分はちょっとさびしく感じています。なんかメリハリがないなあ、なんて。
それでも師走〜新年というものは、なにかと忙しく眩しくうれしく、逆にたいへんで、(母などには)実にいまいましいもの。いずれにしても特別な時節ということは変わらないものかもしれません。

みなさんはどんな冬を過ごされるのでしょう? よいことがたくさんありますように。
『暮しの手帖』最新の冬号は、増ページにして、リース、お正月飾り、かたまり肉の料理、昆布締め、ストール、ボードゲーム……等々、たっぷりのアイデア、読み物をご用意しました。
月曜日からは、例によりまして、各担当者が現場からご報告します。
しばらくおつきあいのほど、どうぞよろしくお願いします。

編集長・澤田康彦

『わたしの暮らしのヒント集4』 いよいよ書店に並びはじめました。

2018年11月22日

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大人気シリーズ4冊目、待望の書籍化。
『わたしの暮らしのヒント集4』 いよいよ書店に並びはじめました。

あの人の毎日が、いきいきと輝いている理由、心豊かに過ごすヒントは、暮らしのなかにありました。
暮しの手帖社の大人気別冊シリーズ、4冊目『暮らしのヒント集4』(2016年刊)を、内容はそのままに、長く多くのみなさまにお読みいただけるよう、保存版として書籍化しました。
本書は、編集者の服部みれいさん、歌人の穂村 弘さん、写真家の潮田登久子さん、写真家・作家の島尾伸三さんなど、取材当時30代から70代までの5世代16人の方々のお住まいを訪ね、毎日を楽しく生きる知恵や衣食住の工夫を伺った、実用性も高い一冊です。
今日からすぐにできる小さなアイデアが満載です。ぜひどれかひとつからでも、始めてみてください。きっと、あなたの暮らしを少しずつ豊かにしてくれるでしょう。
巻頭特集は、「脇 雅世さんのシニアふたりのシンプル献立」。旬の食材を生かして手早くできる、和洋中の楽しい献立を教えていただきました。
もう一つの特集、「三國万里子さんの古着のニット 着る楽しみ、編む楽しみ」は、ニットデザイナー三國さんにとって、おしゃれの基本である古着のニットの魅力を伺いました。

※目次は下記のリンクよりご覧いただけます。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1185.html

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◎別冊『これで よゆうの晩ごはん』、本日発売です!

2018年10月05日

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「おいしいものを食べたい、食べさせてあげたいという気持ちはあるけれど、忙しくてつい、よゆうがなくなってしまう。晩ごはん作りって、そんなふうに理想が現実から遠ざかってしまいますよね」
このたびの別冊『これで よゆうの晩ごはん』の挿画を描いてくださった絵本作家・ヨシタケシンスケさんの言葉に、私は深く頷きました。
この別冊は、まさにそういった理想と現実の狭間でお悩みの方にお役立ていただきたい。そんな思いで制作した1冊です。
この本でご提案しているのは、ちょっとしたひと手間でできる朝10分の「下ごしらえ」と夕方20分ほどの手軽な「仕上げ」で作る料理。朝から半日おくことで、素材が柔らかくなったり、味がじんわりとしみ込む。そんな、時間がおいしくしてくれるレシピです。

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◎別冊『これで よゆうの晩ごはん』 いよいよ10月5日(金)に発売です!

2018年09月28日

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別冊『これで よゆうの晩ごはん』
いよいよ10月5日(金)に発売です!

「これで よゆうの晩ごはん」というタイトルの特集を組んだのは、ちょうど一年ほど前に発行された、90号でのことでした。
晩ごはんをもっと手早く、おいしく、楽しい心持ちで作りたい。
けれど、忙しい日々に追われていると、心のよゆうをなくしてしまう……。
そんな悩みを少しでも軽くしたい(私自身も軽くなりたい!)という思いから、料理家の上田淳子さんに、かんたんな「下ごしらえ」をしておくだけで、夕方にはあっという間に仕上がるお料理のレシピを教えていただいたのです。
すると、
「ボロボロになるほど、くり返し使っています」
「忙しいときに、とても助かっています」など、
読者のみなさまから、たくさんの感想をお寄せいただきました。
このたびの別冊では、そのときの特集をさらに発展させ、
上田淳子さんのほか、ワタナベマキさん、大原千鶴さん、渡辺有子さん、飛田和緒さん、合計5人の人気料理家の方々に、工夫に溢れたレシピを教えていただきました。
レシピとあわせてお楽しみいただきたいのは、絵本作家・ヨシタケシンスケさんによる挿画の数々です。90号の特集につづき、今回もたくさんのクスッと笑える、愛らしい絵を描いてくださいました!
ただいま発売中の96号「晩ごはん作りに、悩んでいませんか?」という頁で、少しだけ、この別冊のご紹介をしています。実際のレシピも掲載していますので、そちらもぜひお試しください。(担当:井田)

創刊70周年記念号は24ページ増の「料理力」大特集です。

2018年09月24日

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創刊70周年記念号は24ページ増の「料理力」大特集です。 ──編集長より最新号発売のご挨拶

今年の夏はずいぶん乱暴な足取りでやってきて、けっこう長く居座って、急にどかどかと去っていった、そんな印象です。
日照りに大雨、台風に、地震まで……全国各地に残された傷がまだまだ癒えぬまま新しい秋を迎える、ざわざわとした列島です。
どうぞここからは、おだやかで優しい、豊かな実りの季節となりますように。

さて、96号のご案内です。
1948年9月に創刊した小誌は、この号で70周年を迎え、異例の24ページ増の特大号でお送り致します。
巻頭特集は約70頁の「料理力って何でしょう?」。
外で食べる「よそいきのごはん」ではなく、「うちのごはん」。あなたが家で自分や誰かにつくるごはんのお話です。
答えてくださったのは、8人の料理家さんたち──
たとえば、
「家の料理はつどつど違うからおもしろいのよ」とホルトハウス房子さん。
「大切なのは食材の面倒をしっかりと見ること」と瀬尾幸子さん。
「見てかいで触って聴いて。自分の感覚を全開にする」と高山なおみさん。
「料理力ってのは、人を幸せにする力なんですね。自分の幸せは、本来、人の幸せの後についてくるもんです」と土井善晴さん。
……等々、すでにそれらは、生きる力そのもののようで、素敵です。

「料理力」をお伝えする、合計50品となったお役立ちレシピ、編集部員がほぼ全員参加し、すべてを編集部の台所で試作・試食済み、おいしさは折り紙つき。
明日からは、各担当者が記事作りの現場からご報告します。
おつきあいのほど、どうぞよろしくお願いします。

編集長・澤田康彦

「あちぃ…ただいま」(小声)と「おかえり!」(大声) ──編集長より最新号発売のご挨拶

2018年07月24日

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こんにちは。
列島は夏本番。あちらからもこちらからも、猛暑の情報がはいってきます。
今年は、本当に異例の暑さですね。どうしちゃったんだろう、地球?
『暮しの手帖』編集部も、みんな涼しい建物の中にずっといられたらよいのですが、雑誌づくりはそうは言っていられません。
面白いものは外にあるもの。机の上や、パソコンの中ではなく、空の下にあるもの。誰かと出会って生まれてくるもの。
というわけで、今日もそれぞれが入れ替わり立ち替わり、出ていっては現れ、現れては出ていきます。
汗びっしょり、「あちぃ…ただいま」と息も絶え絶えに戻ってくる仲間を見ると、いつも以上に「おかえり!」ってしっかり声をかけます。熱波と闘って、よくがんばったね!
仕事場なので、今回の特集の一つのように「まずはビールを」なんて言うわけには行かないけれど、まずは急いで冷たいもの飲みな!
(実際みんな冷蔵庫に向かう)

と、そんななかでようやくお届けする夏号です。
全員でがんばりました。
詳しい中味は、これから順次、各担当者がご紹介を始めます。
しばしおつきあいください。

そして! イベントふたつ、ご案内です。
本誌と同時期に出る『戦中・戦後の暮しの記録』完成記念イベントが、東京にてふたつ。

7/27(金)には、銀座・教文館にて「ちいさな朗読会」を開催、申し込み受付中(残席わずか)です。
女優の紺野美沙子さん、キムラ緑子さん、本上まなみさん、アナウンサーの魚住りえさんたちが、企画に賛同、急きょ駆けつけてくださる、戦争体験記の朗読の夕べです。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/blog/information/180720

8/3(金)には、代官山・蔦屋書店にて、トークイベント「『戦中・戦後の暮しの記録』ができるまで」を開催。
こちらは、暮しの手帖社OBにして投稿者のお一人、河津一哉さんをお招きし、査読者の勝屋なつみさん、編集長の私や編集部員が登壇し、1968年の『戦争中の暮しの記録』や、それから50年を経た今回の最新刊をめぐって、お話をします。
この2年間、どうやって1冊にまとめたか、とっておきのエピソードトークを準備しておきますね。
http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2018/07/-70.html
こちらもお申し込み受付中です。

また、7/26(木)から同書店では「暮しの手帖編集部が選んだ戦争の本フェア」も開催されます。
あなたの「心の戦争本」、この1冊って何でしょうか?
お近くの方、あるいは東京にお越しの方は、ぜひお立ち寄りください。

編集長・澤田康彦

「若葉のころ」といえば…… ──さわだ編集長より最新号発売のご挨拶

2018年05月25日

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風薫る5月。緑輝く、若葉のころ。
あ!「若葉のころ」なんていってしまうと、すぐにビージーズの歌、そして映画『小さな恋のメロディ』について語りたくなる。
今、ちらりと何人かの若い編集部員に聞いてみたのですが、みんな「知りません」と「?」顔で、答えました。ビージーズは?「うーん……」
編集者なのに! と編集長はいきどおるものの、あれは1971年、もう50年近く前の映画です。ムリもないかあ。編集長にはつい昨日のことなんですが。
あの日々、女子はダニエル(マーク・レスター)に、男子はメロディ(トレイシー・ハイド)に心奪われたものでした。いつか大好きなあの子と、トロッコで、地の果てへ!(ぼおー)

……と、本誌そっちのけで「語り」にはいりそうなので、ここで切り上げますが(編集部員、安心)、ふと計算してみると、あのころぼくは14歳。
おお、それって、今回の巻頭記事、フジコ・ヘミングさんが絵日記を描かれた歳と同じではありませんか!
1946年の夏……といえば、敗戦翌年、フジコさんのいた東京は、がれきの町。お金どころか、もの、食べものさえろくにないとき。2年後に出る『暮しの手帖』創刊号の言を借りれば、《お互いに、生きてゆくのが命がけの明け暮れ》。
その中にあっても、フジコさんの絵日記には明るい希望が溢れます。ときには笑いも。
戦争が終わった喜びもあるのでしょうが、それ以上に、「今」を生きる14歳の少女が見事に投影されているのです。
きっといつの時代も変わらない、可愛いものを愛する感覚、お洒落に惹かれる心、美しいものの希求……。すなわち、今のフジコさんがそこに見られるのです。永遠の少女なんだなあ。
それにしても、とても端正な凜とした佇まいの日記。フジコさんの若葉の時代は、うすらぼんやりとしていたぼくの14歳とは全然ちがいます! ぼくはあの日々、夏休みにどんな日記を書いていたのでしょうか?(記憶のおよぶ限りですが、実に「しょぼい」「いいかげんな」やつだったと思います)
上記のように夢見がちではあったんですけどね。

さあ5月から、もうすぐ6月へ──そうしたら夏です。
若葉はぐんぐん繁って、濃い緑に変わります。
太陽よ、がつんと来い。
今号の『暮しの手帖』は、夏を迎える元気の素をいっぱい用意しました。
どうぞ本屋さんで手にとってごらんください。

編集長・澤田康彦

はるのうた はるのごう

2018年03月23日

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はるのうた はるのごう
──サワダ編集長より最新号発売のご挨拶

10年ほど前、娘が生まれて、なりゆきで主夫をやっていた頃。
父として以前に、親として何をすればよいか、何もわからず、おろおろあたふたの連続で、さしあたってしていたことと言えば、おむつのとりかえと、何か食べさせること、そして寝かしつけることでした。
0歳のときも1歳も2歳も3歳も……なかなか寝つかない、義母が言うには「目がかたい子」だった娘とふとんで、不器用なとうさんはただ歌っていましたっけ。
思い出すと、春の歌が多かったなあ。
明るい感じがよろしいのと、どっか眠たくなる要素があるんだよね。そしてこっちも眠くなる。
12月、冬生まれの娘だったから、誕生日のあとに、じわじわとめぐってくる新しい春の陽ざしがとてもうれしかった、そんな記憶が濃く残っています。

「どこかでは〜るぅが」「はるはなのみの かぜのさむさや」「は〜るよこい は〜やくこい」「は〜るのおがわは」「は〜るがきた は〜るがきた」「さいた さいた チューリップのはなが」「は〜るのうら〜ら〜の」「なないろのたにをこえて〜」「なのは〜なばたけ〜に」「あわきひかりたつ に〜わかあめ」
(みなさんはそれぞれの正式タイトル、言えますか? 答えはうしろに)

「つぎはあれ、うたって!」なんて、ぼくのへたくそな歌を次々聴きたがってくれるのは、世界で娘ひとりだったことでしょう。
彼女は今は11歳で、もうそんなことは言ってくれないから、あれはとても貴重な日々だったと思います。
こないだ寝るときには、4歳の弟に、彼女が「は〜るよこい」って歌ってやっていましたっけ。なんか、うれしくって、にやにやしちゃいましたよ。

って、すみません。わたくしごとの、前置きが長くなりました。
まためぐってきた、春!
最新の『暮しの手帖』春号をお届けします。
仲條正義さんの表紙絵がこんなに明るいのは、例年以上に寒く厳しかったこの冬のせいでしょうか? 鮮やかな黄色のカバーの一冊、ぜひ店頭でお手にとってごらんください。
巻頭のお弁当特集から、ワンピースみたいなエプロン、塩豚料理、イカ料理……たっぷりの「げんきの元」を用意しました。
今日からしばらく、編集部員たちの報告がはじまります。
どうぞお楽しみに。
どなたさまにも、よい春のたよりが舞いこみますように。

編集長・澤田康彦

答●「どこかで春が」(作詞:百田宗治/作曲:草川信)●「早春賦」(作詞:吉丸一昌/作曲:中田章)●「春よ来い」(作詞:相馬御風/作曲:弘田龍太郎)●「春の小川」(作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一)●「春が来た」(作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一)●「チューリップ」(作詞:近藤宮子/作曲:井上武士)●「花」(作詞:武島羽衣/作曲:滝廉太郎)●「花の街」(作詞:江間章子/作曲:團伊久磨)●「朧月夜」(作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一)●「春よ、来い」(作詞・作曲:松任谷由実)

最新刊『暮しの手帖のおべんとうのおかず196』

2018年03月09日

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春といえば、お花見? ピクニック?
あたたかな陽気に誘われて、お弁当を持って、外で過ごすのが心地よい季節です。
そして、春は新学期、新生活もスタートします。
「春からは、お弁当作りを続けるぞ、始めるぞ」
そう意気込む人は、少なくないでしょう。
とはいえ、「おかずがマンネリ化しがち」「献立を考えるのにひと苦労」と、お弁当作りへの悩みは次々と出てきます。

そんなお弁当作りが楽しくなるレシピやアイデアを集めて刊行した別冊『おべんとうのおかず196』(2014年)を、内容はそのままで単行本化しました。

料理は、瀬尾幸子さんに「多彩な定番おかず」、脇雅世さんに「作り置きおかず」、そして松田美智子さんに「カロリーオフおかず」と、家庭料理に定評のある3人の料理家に、合わせて196品のレシピをご提案いただきました。
多種多彩なレシピを「メインおかず」「サブおかず」「付け合わせ」に分けて単品ごとに紹介。また、料理の素材からおかずを選べるように、「素材別さくいん」があるなど、お弁当作りのさまざまなニーズに合わせて、ご活用いただける内容になっています。

お弁当作りに気負わず取り組める一冊として、ぜひ書店でお手にとってご覧ください。
詳しい内容は、下記のリンクより。(担当:矢野)
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1181.html


暮しの手帖社 今日の編集部