瀬尾幸子さんとタッグを組んだ別冊『素材がわかる料理帖』、本日発売です!

2019年10月11日

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瀬尾幸子さんとタッグを組んだ別冊『素材がわかる料理帖』、本日発売です!

本誌に登場する度に、たくさんの反響が届く瀬尾幸子さんの料理。
どこにでもある材料を使って、簡単で間違いなく美味しく作れるレシピが、いつも大好評です。
そんな瀬尾さんと、「一生モノのレシピ本を」という思いで編んだ別冊が、今日店頭に並びます。
テーマにしたのは、素材。
青菜、大根、キャベツなどの野菜や、お肉各種、お魚など、おなじみの素材たちが主役です。
この素材のおいしさを引き出すための様々な知識やコツ、レシピの数々を、瀬尾さんのユニークな言葉を軸に紹介する作りになっています。
なぜ素材がテーマなのでしょう?
それは、日常で料理するときの、一番多いシチュエーションを考えてのこと。
冷蔵庫をのぞいて「今日なにがあるかな」とか、スーパーに行って「今日はなにがお買い得かな」と見て、今あるものや手に入るもので料理する。
この本は、そうした日常の料理づくりに即したものになっているのです。
日常の料理は、まず素材ありき。
けれど、「いまあるもので料理する」って、特に料理に慣れてない人にとっては、ときに難しく感じますよね。そこに、瀬尾さんは明確に答えを出しています。
「どんな素材でも、その素材のおいしさを引き出すことができれば、その料理はおいしく仕上がる」という答えです。
だからこの本では、瀬尾さんが太鼓判を押す「素材のおいしさを引き出すコツ」を、レシピに入る前に紹介する作りにしました。自然にコツを意識しながら料理できるので、料理は間違いなくおいしく仕上がります。
ご紹介する素材は全部で23種類。
瀬尾さんが「これさえ知ってれば日常には困らないよ」という素材を厳選しました。
素材の数は多くはないのですが、例えば、瀬尾さんが特に「使い勝手がいい」と思っているキャベツは、おいしさを引き出す調理法を3つ紹介しています。
ナスは4つも紹介しています。
「同じ素材でも違う楽しみかたがいくつもあるんだから、同じような素材を繰り返し使っても、日常の料理は困らないし、楽しいんだよ」と、瀬尾さんは言います。
なんだか気がラクになりませんか?
最後に、この本の案内役をご紹介しましょう。表紙をはじめ、全編に登場するのは、瀬尾さんの分身、「瀬尾ハリネズミ」。
不思議なキャラクターは、瀬尾さんの友人でもある画家の牧野伊三夫さんが、瀬尾さんをイメージして描き下ろしました。
かわいいイラストとともに読み進めるうちに、自然と「さあ今日も料理するぞ!」という気持ちになるはず。
素材を味方にすれば、料理は楽しい。
1人でも多くの方が、そんなふうに思ってくれますように。(担当:田島)

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※目次は下記のリンクよりご覧いただけます。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/bessatsu/e_2099.html


暮しの手帖社 今日の編集部