『戦争中の暮しの記録』はいまも

2016年07月19日

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 こんにちは、編集部です。連休中はいかがお過ごしでしたか? 今日の東京はとても暑い一日となりました。
 NHKにて放送された、7月17日(日)の『日曜美術館』と18日(月)の『「とと姉ちゃん」と、あの雑誌』、たくさんの方々がご覧くださったようです。「見ましたよ」「いいお話でした」「懐かしいです」など私たちに感想が届いております。ありがとうございます。
 放送開始の時刻から、弊社のホームページにアクセスが集中し、繋がらない状態が続いておりますこと、お詫び申し上げます。FacebookやTwitterでも同様に雑誌・書籍のご案内をして参りますので、併せてご利用いただけますようお願いいたします。
 
 さて、番組内で紹介のあった『戦争中の暮しの記録』についてお知らせいたします。
 この本は、一冊すべてを読者からの投稿のみでまとめた戦争の特集号、『暮しの手帖』1世紀96号を単行本化したものです。戦争のあいだ、人々がなにに苦しみ、なにを食べ、なにを着て、どんなふうに暮らし、どんなふうに死んでいったか、どんなふうに生きのびてきたのか。戦闘の記録ではなく、たくさんの「ふつうの人々」の暮らしの記録です。
 「たとえぼろぼろになっても、この一冊だけは、これからあとに生まれてくる人のために残しておきたい」という思いから、昭和44年に単行本化し、現在まで版を重ねております。単行本化にあたり、戦争経験のない若い人たちの感想と、その若い人たちの感想にこたえる、戦争を経験した人たちの思いを、加えました。
これから先もずっと、みなさまに読みつがれていきますように。


暮しの手帖社 今日の編集部