防災を主体的に考えるために

2020年07月31日

防災リュックDSC_0118

防災を主体的に考えるために
(7号「アウトドアグッズで揃える わが家の防災リュック」)

水害や地震、噴火など、
私たちの生活を脅かす自然災害。
恥ずかしながら私自身は、
非常用持ち出し袋、いわゆる「防災リュック」の
準備さえもしていませんでした。
編集部内で防災リュックについてたずねると、
「持ってはいるけど、もう何年も開いていない」
「重すぎて、背おって避難できる気がしない」
など、なんとも後ろ向きな意見が多く聞かれました。

「それならば」と思いついたのが、
自分で防災リュックを見繕うこの特集です。
自分に本当に必要なものを取捨選択してパッキングすることで、
他人任せではなく、防災についてきちんと考えることが
できるのではと考えました。

せっかくなら、デザイン性もよく、
ふだんの暮らしにも役立つアウトドアグッズをご提案できたらと、
アウトドアライターの内田一成さんに選び方や使い方のアドバイスをいただき、
イラストレーターのくぼあやこさんに、
4年前に自身で準備した防災リュックを見直していただきました。

「防災リュックとは」という基本的なことから、
内田さんおすすめのアウトドアグッズの中から20点を厳選し、
それらをくぼさんが実際に使ってみた感想をイラストとともにご紹介しています。

防災リュックをお持ちの方も、そうでない方も、
防災についていま一度思いを巡らせ、
この中からひとつふたつと、ご自身に適したものを見つけてみませんか?(担当:小林)

防災リュックアザー
本編がモノクロページのため、実物の色をお見せできなかったのですが、くぼさんも担当者も一目見て「これがいい!」と声をあげ、編集部内でも「かわいい!」と評判だったリュックがこちらです。


暮しの手帖社 今日の編集部