いざという時に慌てないために

2021年04月06日

いざという時に慌てないために
(11号「もしもに備える 救急箱」)

お腹が痛くなったり、皮膚がかゆくなったりといった不調は、突然起こります。
そんな時、自宅の救急箱に必要な薬がなかったり、
使用期限が切れていて使うのをためらった経験はありませんか。

この記事を編むのに先立って、
編集部員20人に自宅の救急箱にどんなものを備えているか尋ねたところ、
家庭によって備えの程度にかなり差があることがわかりました。
「近くに薬局があるので、市販薬は常備していない」という人がいる一方で、
「解熱鎮痛薬だけで成分違いの6種類を備えている」という人も。

私も改めて自宅の救急箱を開けてみましたが、
恥ずかしながら半分近くが期限切れ。
使い切って外箱だけになっているものまであり、
自分が救急箱の管理を怠っていたという事実に気付きました。

コロナ禍で、気軽に病院に行くことがためらわれる現在。
備えておくと役立つ市販薬や衛生用品を、
薬剤師の高橋洋一さんに教えていただきました。
また、薬の保管方法や、薬剤師との付き合い方についてもご紹介しています。

記事を参考に救急箱の中身を点検し、
それぞれの家庭で必要なものを備えるきっかけにしていただけたらと思います。(担当:田村)


暮しの手帖社 今日の編集部