この夏、何度も作るでしょう

2021年07月27日

この夏、何度も作るでしょう
(13号「白崎裕子さんのおそうざいカレー」)

みなさんは普段、カレーをどのように作りますか?
ルウを使って、お手軽に?
スパイスを組み合わせて、本格的な味わいに?
今号では、ちょっと変わったカレーを、
本誌4号「野菜スープの法則」が好評だった、白崎裕子さんに教わりました。

まず驚いたのが、材料のユニークさ。
梅干しやかつおぶし、切り干し大根、海苔、甘酒をカレーに入れるなんて!
けれども、ひと口食べてみたら、馴染みのある味わいにほっとします。

しかも、調理にかかる時間は想像よりも短くて、またまたびっくり。
材料も少なく、スパイスはカレー粉だけなんですよ。
その分、具材からのうま味が感じられて、7種それぞれにまったく別のおいしさがあります。

白崎さんは「どれも忙しいときに、家でささっと作るものばかり。おそうざいみたいに気軽なカレーなんです」とおっしゃいますが、
白崎さんの頭のなかでは、辛味、うま味、酸味など、味のバランスが計算されています。

冷やしてもおいしい、あっさり味のカレーは、この夏、何度も作ることになりそうです。
みなさまの食卓でも、活躍すること間違いなしですよ。(担当:平田)


暮しの手帖社 今日の編集部