太平洋戦争下の防空壕の中で、家族を支えるために思いついた「知恵を売る仕事」は、敗戦後、平和が戻って、雑誌「暮しの手帖」として実りました。
二十代後半から60年あまり、今も熱い思いを持って「暮しの手帖」に生きる著者が、ともに雑誌を支えた花森安治との出会い、リュックを担いで書店をまわった創刊のころ、商品テストなど独自の記事を作りだした編集室の様子、「すてきなあなたに」の誕生秘話などを語ります。
[目次]
花森安治と出会う
子ども時代、そして父と母、祖父のこと
第六高女時代
戦時中の仕事、そして暮らし
「暮しの手帖」の誕生
「暮しの手帖」一家
手紙でつづるアメリカ視察旅行
「暮しの手帖」から生まれたもの
すてきなあなたに
付録「暮しの手帖」から
[著者]
おおはし しずこ
1948年に花森安治らと共に『暮しの手帖』誌を創刊。1969年から『暮しの手帖』誌にエッセイ「すてきなあなたに」の連載を開始し、現在に至るまで続いている。1994年に第10回東京都文化賞を受賞。現在、暮しの手帖社社主。

