1. ホーム
  2. > 単行本
  3. > 昔話の扉をひらこう

単行本のご案内

昔話の扉をひらこう

昔話の扉をひらこう

わたしたちの祖先が何世代も語りついできた昔話には、人生観や自然観、子育てのヒントがしみ込んでいます。あたたかいまなざしで人生の本質を語り、「大丈夫だよ」と励ましてくれるのです。
昔話研究の第一人者、小澤俊夫さんは、「子どもは社会の末っ子。今、不安の多い時だからこそ、暮らしのなかで、生の声でお話をしあう時間を大切にしてほしい」と願います。人間の声は、心に深く残り、一生を支えるくらい不思議な力があるのです。人と人をつなげる昔話の力、声の力、語りの秘密等、お話を例に交えながらその豊かな世界をご案内します。
*覚えて語れる「小さなお話集」、二人の息子さん(小澤淳さん、小沢健二さん)との初めての親子鼎談も特別収録!

[目次]

一の扉 子どもに昔話を
人と人を結びつける昔話/なぜ、昔話が大切か
昔話の手帖1/昔ばなし大学 ――お母さん、お父さんの勉強の場

 
二の扉 昔話と動物
伝えられてきたお話/動物の語り方(例・ねずみの恩返し/つる女房/蜷長者/ケヤキの大木)
昔話の手帖2/FM福岡「昔話へのご招待」

三の扉 昔話が伝えるメッセージ
若者の成長はいろいろ(例・三年寝太郎/こわがることを習いに出かけた若者の話/灰かぶり/ろばの子)
昔話の手帖3/昔話と音楽

四の扉 声と言葉
グリム童話との出会い/柳田國男先生のひとこと/昔話の現地調査へ/忘れられない言葉
昔話の手帖4/グリム童話のこと

五の扉 語りの秘密
昔話の語り口(例・馬方と山姥)/昔話の語りの法則/昔話は人類の伝承文化財
昔話の手帖5/現代の語り手たち

六の扉 暮らしに昔話を
耳で聴く喜び/昔話の覚え方/語りの力/覚え方の解説(例・鴨取りごんべえ)

小さなお話集1 「日本の昔話」
(団子長者、泣き出した閻魔さん、赤んぼうをさらったかっぱ、ぷっつりちゃらん、
いのししうちの名人、かっぱの恩返し、帰らん寺、尻ばおさえろう、
孝行娘としいの実、ねずみの恩返し、つる女房、蜷長者、ケヤキの大木、三年寝太郎)

お話の解説

小さなお話集2 「グリム童話」
(こわがることを習いに出かけた若者の話、灰かぶり、ろばの子)

昔話の本のご案内

親子鼎談・二人の息子と語る
子どもとことば 
小澤俊夫×小澤淳(長男)×小沢健二(次男)

[著者]

おざわ としお
1930年中国長春生まれ。口承文芸学者。小澤昔ばなし研究所所長。筑波大学名誉教授。ドイツ・マールブルク大学客員教授、国際口承文芸学会副会長及び日本口承文芸学会会長を歴任。グリム童話の研究から出発し、マックス・リュティの口承文芸理論を日本に紹介する。その後、昔話全般の研究を進めている。1992年より全国各地で「昔ばなし大学」を開講、昔話の魅力を広く伝える。2007年ドイツ・ヴァルター・カーン財団のヨーロッパ・メルヒェン賞、2011年ドイツ・ヘッセン州文化交流功労賞、2020年日本児童文芸家協会の児童文化功労賞受賞。

昔話の扉をひらこう

この本を取り扱っているオンラインショップ


暮しの手帖社 今日の編集部