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暮らしのヒント集

秋意
“気が附くと私は二回三回と溜息をもらしていたが、それは必ずしもこの水と鳥とを彩る秋にふさわしいものとは思えなかった。深まる秋を感傷の時と定めて、心の動揺をそれに波長を合わせていた過去はもう遠く去った。私は二羽の水鳥の戯れを宿命的なものとも見ず、そうかと言って偶然の出あいの歓びとも思わず、そこにもう暫く立つ” 文 串田孫一


暮しの手帖社 今日の編集部