冬の向こうに、春を見つけて
(34号「春はすぐそこ、路傍の芽吹き」)
コブシやロウバイのつぼみがほころんでいるのを見つけると、間もなく春がやってくるのだなと、うきうきしませんか。そんな植物たちの冬から春にかけての姿を、植物観察家の鈴木純さんの美しい写真と文章で楽しんでいただく記事です。
鈴木さんは、公園や道端などの身近な場所で、植物を観察する楽しさを伝えている方です。鈴木さんのガイドで見慣れた風景をつぶさに眺めると、あちこちに、冬の寒さに耐える草木のけなげな姿や、春にはガラリと変わる姿を見つけることができるでしょう。また、見るものが乏しく思われがちな冬も、冬ならではの観察の醍醐味があると話します。
『暮しの手帖』を手に外へ出て、春を待つ植物の世界をのぞいてみてください。(担当:佐々木)