別冊編集部は、2020年2月~5月、
本誌『暮しの手帖』と
小社ウェブサイト上で、「家事のシェア」と
「フードロス」に関する
意識調査アンケートを行いました。
その回答をヒントに、みなさんの暮らしに
本当に役立つ内容を……と編んだのが、この2冊。
ぜひお読みください。
家事を共に担い、心豊かに暮らすための実例集
「シェア」は、わかち合うという意味。暮らしを大切にしようという意思を互いに持ち寄り、試行錯誤する9つの家庭に、家事の知恵とコミュニケーションの工夫を聞きました。人と共に生きるって、どういうこと? そんな問いへの答えを探す1冊です。
この本の「試し読み」へ本体価格:1300円(税別)
ページ数:144ページ
発売日:2020年12月10日
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家庭の食品ロスを減らし、豊かな食卓に
食べものをムダにせずにおいしく食べきるための、始末のいい台所術と129品のレシピ。教えてくださったのは7人の人気料理家、有元葉子さん、大原千鶴さん、荻野恭子さん、飛田和緒さん、上田淳子さん、ワタナベマキさん、こてらみやさんです。
この本の「試し読み」へ本体価格:1227円(税別)
ページ数:144ページ
発売日:2020年9月30日
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下記の見開きページの画像をクリックすると、拡大画像でご覧いただけます。
アンケートの結果をご紹介。多くの家庭が抱える課題や困りごとの傾向を知り、自身や身近な人の暮らしを見つめ直すきっかけに。
共に暮らして数年。今まさに、人と共同して生活することの面白さと難しさを実感し、心地よい暮らしを模索する3つの家庭の実例。
共に暮らして10年以上、互いの呼吸は合ってきた。一方、仕事の量や責任は重くなって……。3つの家庭の仕事と暮らしのいい関係。
長年の勤めを終えて退職したり、病気を患ったり……。あることがきっかけで家事のバランスを見直した2つの家庭の実例。
暮しの手帖別冊編集部は、2020年2月~5月、
本誌『暮しの手帖』と小社ウェブサイト上で、
「家事のシェア」に関する
意識調査アンケートを行いました。
回答してくださったのは、784名の方々。
ここに抜粋したアンケート結果を
ご報告します。
それぞれの家事を誰が行っていますか?
「あぁ、もったいない」。
そう思いながら、
捨ててしまうこと、
あなたもありませんか?
食べものをムダにせずにおいしく食べきるための、
始末のいい台所術とレシピを教えてくださったのは、7人の人気料理家。
有元葉子さん、大原千鶴さん、荻野恭子さん、飛田和緒さん、
上田淳子さん、ワタナベマキさん、こてらみやさんです。
お寄せいただいた、たくさんのアンケート結果から、
この本のテーマを考え取材をしました。
この本の特徴
◎ 昨今、ますます広く関心が高まっている「食品ロス」をテーマにしたレシピ集です。
◎ 広く読者アンケートを行い、お寄せいただいたアンケートデータや試行錯誤の現状、ご意見などを元にこの本を作りました。
◎ 食材をムダにしないための台所の工夫と129品のレシピをご紹介。そのアイデアと工夫は、毎日の料理を楽しく豊かなものにし、料理上手への近道となります。
本体価格:1,227円(税別)
ページ数:144ページ
発売日:2020年9月30日
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下記の見開きページの画像をクリックすると、拡大画像でご覧いただけます。
どんな食材をどんなペースで買うか、食材のおいしさを長持ちさせるために、どんなふうに保存するか、その食材を日々の献立にどう生かすかなどを取材。
買ってきた食材に、ちょっとした下ごしらえをしてさまざまな料理に展開、または日持ちするシンプルな作り置き料理にする。食材のおいしさを保つレシピ77品。
キャベツの外葉、じゃがいもの皮、大根の皮、セロリの葉……。「もったいないから」というだけでなく、「そここそがおいしい!」というレシピ19品。
使いかけの食材を、まとめて使いきる。食材を買い揃えるのではなく、〝家にあるもので作る〟という家庭料理の原点ともいえる大らかなレシピ13品。
暮しの手帖別冊編集部では、
2020年2月から5月にかけて、
『暮しの手帖』本誌の誌面と
小社ウエブサイトで食品ロスに関する
アンケート調査を行い、家庭における
「食品ロス」の実情を調査しました。
お答えくださったのは、663名の方々です。
食品を廃棄してしまう頻度は?
どんなものを捨てている?
なぜ捨てざるを得ないのか?
家庭料理おけるさまざまな課題や
疑問がわかってきました。
〈ふだん捨てることがありますか?〉という問いには、「頻繁にある」と答えた人が8%、「たまにある」と答えた人は56%で、合わせて64%。
〈どんなものを捨てているか〉では、「調理中に除いた、野菜の皮や肉の脂身など」が最も多い。これは多かれ少なかれ誰でも捨てるものだが、「食べる習慣のない部位は捨ててしまう」「食べられないと思うから」などの理由が多かった。その部位のおいしい調理法を知らないから捨ててしまうということ。次いで「作った料理の食べ残し」と「買ったけれど料理しなかった食材」。「冷蔵庫の奥の方にあって気づかないうちに賞味期限切れになっていた」とか「安い時に余分に買い過ぎて使いきれない」、「料理を一度にたくさん作り過ぎて食べきれない」などの理由が多かった。
下記の回答は自動スクロールして
ご覧いただけます。
また、素材部位の項目をクリックいただくと、
その図表周辺が表示されます。
鶏肉の皮/
肉の脂身/
鮭の皮/
大きめの魚のアラ/
サンマのワタ/
長ねぎの青い部分/
大根の葉と茎/
大根の皮/
にんじんの葉/
にんじんの皮/
ごぼうの皮/
かぶの葉や茎/
かぶの皮/
セロリの葉/
ほうれん草の根元のピンク色の部分/
キャベツや白菜の外葉/
キャベツやレタスの芯/
ブロッコリーの葉/
ブロッコリー、カリフラワーの芯/
しょうがの皮/
やまいもの皮/
かぼちゃの皮/
かぼちゃの種/
ジャガイモの皮/
ピーマンのワタ
最も多かったのは、「冷蔵庫や食品棚を整理・管理して、食材を使いやすく保存する」。次いで「『安いから』などの理由で買い過ぎないようにする」ということ。まず、冷蔵庫の中にしまいっぱなしで使いそびれることのないようにすること、すなわち食材の正しい保存法に関心が集まっている。そして、まとめ買いをするのではなく、新鮮でおいしいものを、計画的に献立に生かすような買い物の仕方が必要、と考える人が多い。
「食材の皮や種などもすみずみまで使いきる調理法」と「塩漬けやマリネなど、食材をおいしく、長持ちさせる調理法」、「すぐに使えて便利な、食材の下ごしらえと保存の方法」という答えが最も多かった。おいしいレシピがわかれば、野菜の皮や種などはもっと料理に利用したいと考える人は多い。そのほかには、「フードロスが生まれるのは、生活の中で時間に余裕がないからではないかと思う」という意見があった。買い物から料理まで、捨てないための方法をしっかりと考え、手をかけてムダなく食材を使いきるには、現代の生活リズムは忙しないのかもしれない。
ここで最も多かったのが「小売店での量り売りや、飲食店で量を選べるようにするなど、消費者が必要な量を買えるようにする」ということ。次いで「賞味期限の設定や「1/3ルール(*1)」など、過剰な商慣習を改める」。流通販売での取り組みに課題を感じているようである。そのためにも、「もっと賞味期限切れのものや、野菜の色、形に寛容に受け入れる気持ちが必要だと思う」というような、消費者の意識を変えることも同時に求められている。
◎図書カード プレゼント結果(抽選)
このアンケートにご回答いただいた方のなかから、抽選で30名の方に図書カードをお贈りしています。家事を共に担い、心豊かに暮らすための実例集
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