材料が手に入りやすく、作り方も簡単で、しかもおいしいもの161種類を収録しました。『おそうざい十二ヵ月』とともに、暮しの手帖が長年伝えてきた、おそうざいの宝庫です。西洋料理は大阪ロイヤルホテルの常原久彌、帝国ホテルの村上信夫、中国料理は王府の戰美樸の三人が指導します。
[目次]
西洋ふう 88品
ひらめのボンファム/パリふうとりごはん/とりのハンガリアふういため煮/ミラノふう一口カツ/ドイツふうロールキャベツ/リンゴとセロリのサラダ/アイルランドふうシチュウ/ボルシチ/ベーコンまきかきフライ/白いんげんと豚肉のトマト煮 ほか
中国ふう 77品
すぶた/ピーマンと牛肉細切りいため/えび入りおこげ料理/とりとピーマンのみそからめ/太刀魚のこがねやき/厚揚げとたけのこの中国ふう煮こみ/トマト入り玉子スープ/すいぎょうざ/白菜の甘酢漬/豚肉と豆腐のいためむし/じゃあじゃあめん ほか
すてきなあなた
あなたの愛するひとに
ご主人にお子さんに
ごきょうだいにお友だちに
すてきなおいしい料理を
ご馳走してあげてください
おいしいものを食べるとき
私たちはとても幸せな感じに
なります
おいしいものを食べたとき
心はゆったりとして
なにかひとにやさしいことを
して上げたいような気持が
しみじみとひろがってゆきます
そのためのお役に立つように
心をこめてこの本を作りました
この本にもしも一つだけ
足りないものがあるとしたら
それは〈愛情〉という名の
香辛料です
それができるのはいとしいひとよ
あなただけなのです
すてきなあなた
あなたの大切なひとに
すてきなすばらしい料理を
作って上げて下さい
―― 初版(1972年発行)の広告より

