阿久悠さんが、日本人として忘れてはならない、
失ってはならない心情を、詩に綴ってくださいました。
昭和、平成を代表する作詞家の集大成といえる一冊です。
[目次]
まえがき 暮しの手帖と阿久悠さん
阿久悠傑作選1
1955年のテネシーワルツ
2005年のテネシーワルツ
日本人らしい人1 縁側のご意見番
日本人らしい人2 母は父の専属通訳
日本人らしい人3 毎日が正装の先生
日本人らしい人4 おせっかいな案内人
日本人らしい人5 少年が憧れたおとなの男
日本人らしい人6 窓辺で本を読む親
日本人らしい人7 かつてあったやせがまん
日本人らしい人8 凛とした女の子におなりなさい
日本人らしい人9 少年はみな はにかみだった
直筆原稿 凛とした女の子におなりなさい
阿久悠傑作選2
“友達のような”が失敗だった
阿久悠傑作選3
時代おくれの新しさ
阿久悠傑作選4
時代を超えた歌たちよ
解説 言葉の包容力
都倉俊一
あとがき お礼
深田雄子