何度も作りたくなるのは
おいしくて安心できる、
いつもの味。
あの人のくり返しレシピ
「あなたが何度も作っている『暮しの手帖』のレシピはありますか?」
12人の方々にそう尋ね、心に浮かぶ料理を教えていただきました。今の自分へとつながるレシピや家族との思い出の味、料理の楽しさを教えてくれたレシピ––。
それぞれの方のお話とともにお伝えします。

長谷川あかりさんのこの一品/イカのカリー
スペシャルインタビュー
ヤマザキマリさん
母のアップルパイ
母は、音楽にのめり込むヴィオラ奏者にして、2人の子どもを抱えるシングルマザーだった。限られた休日、毎週のように焼いてくれたのが、リンゴ、バター、粉、砂糖で作る素朴なアップルパイ。まるでたたかうように母が作り続けた、おやつの思い出。
Special Movie
編集部の厳選レシピ
『暮しの手帖』でご紹介してきたレシピは、とびきりおいしくて、おすすめしたいものばかり。そのなかから、編集部員のふだんの食卓にたびたび登場する料理を厳選しました。シンプルで作りやすいレシピの数々を、どうぞお役立てください。

鯛のアクアパッツァ
スペシャルエッセイ
猫沢エミさん
巴里の空の下オムライスのにおいは流れる
3年前に二度目の渡仏を果たし、現在パリに暮らす猫沢エミさん。
彼女の食卓には、フランスの味わいと共に、日本でくり返し作ってきた料理が並びます。その一つがフランス生まれのオムレツをアレンジした、あの料理でした––。
関連本
今なお読み継がれているロングセラー
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
1,760円(税込)/1963年3月刊
四六判/282ページ/ISBN978-4-7660-0028-3