神戸ゆかりの美術館「花森安治『暮しの手帖』の絵と神戸」展開幕

2020年12月20日

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『暮しの手帖』初代編集長の花森安治の展示が、12月19日に神戸ゆかりの美術館で開幕しました。花森が描いた『暮しの手帖』の表紙原画を、関西で初めてお目にかける展覧会です。
神戸は花森が生まれ育った街でもあり、開放的な港町の気風や、旧居留地から入る外国文化は花森の美的感覚に大きな影響を与えています。

表紙原画の他に、花森が編集長だった当時の『暮しの手帖』より「日本紀行 神戸」、「ある日本人の暮し 特攻くずれ」(いずれも近刊『花森安治選集2』に収録)などの神戸・大阪にまつわる記事や、当地ゆかりの作家の直筆原稿も多数ご紹介しています。
これまでの展示とはまた違う切り口から、花森安治と『暮しの手帖』の活動に迫る、見ごたえある展覧会です。

会期は3月14日まで。館内のショップでは、暮しの手帖社の書籍や、花森関連グッズも販売しています。お近くの方は、ぜひお運びください。(担当:会田)

花森安治『暮しの手帖』の絵と神戸
会期:2020年12月19日(土)〜2021年3月14日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館)、12月28日〜1月4日、1月12日
会場:神戸ゆかりの美術館

詳細は、下記の神戸ゆかりの美術館公式サイトにてご確認ください。
https://www.city.kobe.lg.jp/a45010/kanko/bunka/bunkashisetsu/yukarimuseum/tenrankai/index.html

◎展示の様子は内覧会にて特別に許可をいただき撮影しています。

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会場となっている神戸ゆかりの美術館は透過する光が美しい『暮しの手帖』表紙の壁面展示(記念撮影可)

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花森が脚本を手がけた宝塚歌劇の舞台資料

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中央は花森が使っていた机

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表紙原画展示風景


暮しの手帖社 今日の編集部