新刊のご案内
一枚の小さなアートを暮らしのなかに。
2025年09月16日

かわいらしい本ができ上がりました。
「本」とはいっても、中身は24枚の絵葉書。『暮しの手帖』からは初めて刊行するポストカードブックです。
2019年刊行の5世紀1号から2025年刊行の33号まで、およそ5年間の『暮しの手帖』の表紙を飾った装画のなかから選んだ24枚の美しい絵を収録しています。

長く知っていただいている読者のみなさまのなかには、
〝『暮しの手帖』といえば、絵の表紙〟というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
創刊編集長の花森安治が装画を描いていた時期も長くありました。
近年は、毎号違うアーティストの作品が装画になっています。
この本で絵葉書として収録しているのは、
荒井良二さん、安西水丸さん、今井麗さん、きくちちきさん、酒井駒子さん、
佐々木マキさん、堀内誠一さん、皆川明さん、ミロコマチコさんほかの作品です。
1枚ずつはがして絵葉書として誰かに送ったり、小さな額に入れてご自分の部屋に飾ったり。
もちろん本ですから、画集としても楽しんでいただけますし、プレゼントとしてもおすすめです。
小さくとも美しいアートが一枚あるだけで、気持ちが少し豊かに、明るくなるものです。
『暮しの手帖』編集部 宇津木 貴
