新刊のご案内

たゆまぬ日々を支える言葉。

2025年06月13日

*ここにならんでいる
いくつかのヒントのなかで、
ふと目についた項目を
読んでみてください。
たぶんああそうだったと
いうことになるでしょう。

これは、1969年発行の『暮しの手帖』2世紀1号より始まった連載「家事のヒント集 きょうはなにを」に記されていた文言です。後に「暮らしのヒント集」と連載名を変えた今も、巻頭においているものです。

本書は、約10年間分の1000を超えるヒントから抜粋した315のヒントに、書き下ろしエッセイを加えて一冊にまとめました。頭の文言のように、どのページから読んでも楽しんでいただけるように、花森安治のイラストとともに、ゆったりとデザインしています。

最後のヒントのあとには、「あなただけの暮らしのヒント」を書き込んでいただけるページも作りました。ぜひ思いついたときに、書き込んでみてくださいね。また、巻末には、俳優の市川実日子さんのスペシャルインタビューを収録。市川さんが、忙しい日々をご機嫌に過ごすために心のおいているヒントも教えていただきました。

本書から31のヒントを抜粋して作成した「万年・日めくりカレンダー」にもご注目を。月や曜日は書かれていませんので、毎月くり返しお使いいただけます。玄関やお手洗いなど、毎日目にする場所に置いて、お楽しみいただけますとうれしいです。

本書とカレンダーは、どちらもポケットサイズの美しい装丁となっていますので、贈り物にも喜んでいただけると思います。

あなたの毎日の暮らしを、少しだけ豊かにするために。
お役立ていただけますよう願っています。

『暮しの手帖』編集部 小林理海子

暮らしのヒント集 今日はなにを
万年・日めくりカレンダー