暮しの手帖別冊『気分を大事に 続ける料理』が発売になりました

2021年09月16日

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「料理するの、楽しい!」という日もあるし、「料理するの、しんどいなあ」という日もある。
「何を作ろうかな」とワクワクする日もあるし、「あ~もう、考えるのもいや」という日もある。
私たちは、日々、いろいろの気分を抱えながら、台所に立ち続けていますよね。

この本は、そういう自分の体と頭、心の状態と気分を大事にしながら、「よしよし、それなら今日はこんな方法で、自分に優しくしよう」と料理したり、食べることができるといいな、と考えて編みました。
頑張って気持ちを奮い立たせたりせず、あるがままの自分を受け止めて、無理のない方法を選んで料理するのです。
気分や合う方法は、人によってさまざまでしょうから、できるだけたくさんの個性豊かな方々にご指導いただきました。

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1章「考えないで作る料理」は、「考えて決める、それがしんどい……」という時に、
2章「時間を味方にする料理」は、「夜はバタバタ、時間があるうちに作っておきたい……」という時に、
3章「食べて養生する料理」は、「なんだか食欲すら落ちてきたみたい……」という時に、
4章「買ってひと手間、満足ごはん」は、「とにかく疲れた、すぐ食べたい……」という時に、
5章「夢中になって楽しむ料理」は、「料理って楽しい!」そう実感したい時に、役立つレシピです。

さらに特別取材「わたしの続ける気持ちと料理」では、タブラ奏者のU-zhaanさん、漫画家のよしながふみさん、モデル・女優の滝沢カレンさん、やり過ごし料理研究家のやまもとしまさんの4名に、台所に立つモチベーションをお聴きしています。

総勢15名の、やさしさが詰まったエピソードとレシピで、どんな日も減ってしまうお腹を温かく満たし、明日の元気につなぐことができますように。(担当:長谷川)

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暮しの手帖社 今日の編集部