すてきで便利な、この冬の相棒。

2017年12月06日

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すてきで便利な、この冬の相棒。
(91号「ふたりの手袋」)

このところぐんと寒くなり、手袋の出番がやってきました。
みなさんはどんなものをお使いですか?
ニット作家のすぎやまとも先生は、「手袋を編むのなら、指にフィットしてあたたかい5本指が断然おすすめ」と言います。
わたしは人一倍手が小さいので、既製品では指先が余ってしまい、悲しい思いをしてきました。ですから、自分の指にぴったりに編めると聞いて、ときめいたのです!(もちろん、長くも、太くも、細くも編めますよ。)
それならば、と、さらに先生にリクエストをしてみました。
「手袋をしたまま、指先が自由に使える工夫ができませんか?」
こうして特別に考えていただいたのが、今回の手袋です。
ポイントは指先のカバー。一見普通の5本指ですが、カバーをはずせば指が出て、携帯電話の操作などができる優れものです。
5本指を編むのは難しそうに思うかもしれません。
わたしも初めはそうだったので、試作を繰り返し、写真をたくさん使って丁寧に作り方を解説しました。この通りに手を動かせば、いつの間にか慣れて、編むのが楽しくなると思います。
女性用、男性用のすてきな編み地をご紹介しています。贈り物にもぜひお役立てください。(担当:平田)

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暮しの手帖社 今日の編集部