実は、いいことづくしの道具でした

2020年12月02日

蒸籠_DSC7635

実は、いいことづくしの道具でした
(9号「蒸籠を使ってみませんか?」)

みなさんは蒸籠(せいろ)をお持ちですか?
わたしは持ってはいますが、たまに野菜や肉まんを蒸す時にしか使ってきませんでした。
そのせいか棚の奥にしまうようになり、やがて使わない日が増えていったのです。

もう処分してしまおうかな、と思っていたある時、
料理家のワタナベマキさんが、
「わたしは毎日、蒸籠を使いますよ。
煮魚や切り干し大根も、
材料に調味料をまぶして蒸すのですが、簡単でおいしいんです」
とおっしゃって、びっくり。
そんなことまで蒸籠でできるの?! と目から鱗でした。

そこでワタナベさんに、蒸籠を日常的に使うための
コツやレシピを教えていただきました。
肉や魚の主菜から、ひじきや切り干し大根の副菜に、スープまで!
一度に2品以上が同時に完成して、ふっくらおいしくて、失敗知らず。
火にかけてる間は、洗い物をしたり、テーブルセッティングをする余裕がうまれます。
寒い時季には部屋があたたまるのもうれしいところ。
使ってみたら、いいことばかりを実感する蒸籠にすっかりはまってしまい、
気づけば、わたしも毎日使うようになりました。
コツをつかめば、きっとあなたも手放せなくなるでしょう。(担当:平田)

◎今号の目次は下記のリンクよりご覧ください。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/honshi/c5_009.html


暮しの手帖社 今日の編集部