春の洋裁に、エプロンはいかがですか

2018年03月27日

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春の洋裁に、エプロンはいかがですか
(93号「ワンピースみたいなエプロン」)

みなさんはエプロンを何枚お持ちですか?
私は3枚を使いまわしていますが、今号の洋裁企画「ワンピースみたいなエプロン」を監修していただいた柘植貴予(つげ・たかよ)さんは、エプロンが大好きで、数えきれないくらいのエプロンをお持ちだそうです。
さまざまなエプロンに触れてきた柘植さんならではの、使いやすく愛らしいエプロンの作り方を、特別に教えていただきました。

柘植さんが作るエプロンは、たっぷりのギャザーと細い紐がとてもかわいらしく、結び方によって3通りに着られます。
紐やベルトだけ布の色を変えたり、胸あてとスカート部分をバイカラーにしたりと、その組みあわせを選ぶ楽しさもあります。
作って楽しい、着て楽しい、普段着にもまといたいくらいすてきなエプロンです。
作り方はとてもシンプルですが、細部の処理がとても美しいのも柘植さんのエプロンの特徴です。そんな工夫も細かくご紹介しています。

このエプロン、販売なさっているのに、こんなに詳しく教えてくださって大丈夫…? と心配になるほど。でも柘植さんは、
「ひとりで作っているので、作れる数は限られてしまうのです。
ですから、みなさんがご自分の好みにあったものを作られて、いろいろなエプロンができあがったらうれしいです」と仰ってくださいました。
たくさんの方が柘植さんのエプロンをまとって、幸せな気持ちを感じてもらえたらと思います。(担当:小林)


暮しの手帖社 今日の編集部