「また作ろう」と思えるプリン

2021年02月02日

なっちゃんプリン_DSC7873

「また作ろう」と思えるプリン
(10号「なっちゃんの大きくつくるプリン」)

長引くステイホームの期間中、「お菓子でも作ろうかな」という気持ちになった方、
きっと多いと思います。
そんな方にぜひ作っていただきたいのが、このプリン。わざわざプリン容器を買わずとも、家にある耐熱容器ひとつで気軽に作れます。しかも、ひと口食べれば「う〜ん」と唸るほどのおいしさ。
濃厚な玉子のコク、バニラビーンズの香り、しっかり苦いカラメルソースが一体となった、記憶に残る味わいなのです。
試作を担当した、お菓子作り初心者の編集部員Sは、「簡単でこれだけおいしいと、また作ろう、と思える」という言葉を残しました。

今回レシピを教えてくださったのは、
東京・深大寺で「dans la nature(ダン・ラ・ナチュール)」という
小さな焼き菓子屋さんを営む千葉奈津絵さん。
「子どもに、お店に並ばない、『おうちだけの手作りお菓子』の思い出を作ってあげたい」という思いで作り始め、今では家族だけでなく、友人たちのためにも作る機会が多いという大切なレシピを、惜しみなく公開してくださいました。

実はもともと、千葉さんの友人である編集部員のひとりが、このプリンの大ファンでした。
コロナ禍で千葉さん宅に遊びに行けなくなり、このプリンを一緒に食べた時間がいかに幸せだったか、何度も思いを馳せたのだそう。

みなさんも千葉さんのように、プリンをお皿に「パカッ」とひっくり返す瞬間を楽しんでくださいね。この大きなプリンを、大切な人たちと分かち合う時間が、早く訪れますように。(担当:田島)


暮しの手帖社 今日の編集部