とっておきのひと品に挑戦!

2021年12月08日

c5_015_09_nikomi

とっておきのひと品に挑戦!
(15号「わたしの煮込み、このひと品」)

気がつけば、クリスマスやお正月など、年末年始のイベントが近づいてきました。
テレビや雑誌でも、普段よりも少し手の込んだレシピを目にします。

数あるごちそうのなかでも、冬本番に向かうこの時季は、煮込み料理を作りたいなと思う人も多いのではないでしょうか。
今回は、料理家や料理人の方たちから、冬になると必ず作るという、お気に入りの煮込み料理を教えてもらいました。

「分とく山」総料理長の野﨑洋光さんには、番茶の香りが香ばしい、豚肉の煮込みを教えていただきました。
中華では、人気若手料理家の今井亮さんが初登場! 
牛バラ肉をたっぷり使った「チャイナビーフシチュー」は、白いご飯が進みます。
他にも、日本人が食べやすいように工夫した「豚肉と豆の煮込み、カスレ風」(サルボ恭子さん)、
イタリアの定番料理「鶏もも肉のカッチャトーラ風」(濱崎龍一さん)、
韓国の煮込みからヒントを得た「豆乳スペアリブ煮込み」(冷水希三子さん)と、バリエーション豊かです。

骨つき肉やブロック肉を使うレシピは難しそう……と思われるかもしれませんが、
落ち着いて、ひとつずつ手順を踏めば大丈夫。
私自身、試作を何度も繰り返すうちに「煮込み料理はゆったりとした気持ちで、急がず、焦らず作るのがなんとも心地よい時間だなぁ」と実感しました。

お店では味わえない、この冬とっておきの煮込み料理をぜひ作ってみてください。(担当:山崎)


暮しの手帖社 今日の編集部