暮しの手帖84号「みらいめがね」

2016年10月19日

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うつ病の治療を1年以上前から続けている、という若手評論家の荻上チキさん。
「うつ病」は15人に1人が生涯に1度はなる可能性があり、医療機関にかかっている患者だけでも100万人以上いるという、とても身近な病気です。
連載「みらいめがね」は、チキさんに気鋭の評論家らしいハッとするような視点で、日々の暮らしでの気づきや提案を書いていただくエッセイ。そして、その内容に、独特の解釈を加えた人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんの挿絵も見どころです。
今回のテーマは「人生病、リハビリ中」。
前号でいじめられっ子だったことを明かしたチキさんが、「死にたい」が口癖であること、周りの人との距離感がうまく取れないことなど、自らの生活の反省も含めて「人生病」と向き合う姿を赤裸々に綴っています。
そんな重めのテーマに寄り添うように、ヨシタケさんが描いた漫画「うつ病のための新薬」には、「こんなふうであったらいいな~」と気持ちが和みます。
ぜひ、お二人の“コラボレーション”をご覧ください。(担当:高野)


暮しの手帖社 今日の編集部