読めば心が軽くなる
(32号「愛子さんの なんか変だな?」)
今号から始まった新連載をご紹介します。
保育歴50年、自主幼稚園「りんごの木」を主宰する柴田愛子さん。76歳になる今も、子どもたちに「愛子さーん」と呼ばれ、毎日子どもたちと一緒に遊んだり、ご飯を食べたり、ケンカを見守ったり、時にはお母さんお父さんに向けてお話ししたりしています。
これまで本誌の特集や連載で、何度かりんごの木を訪れ、愛子さんに取材をしてきました。その度に、自分の心が軽くなって、小さな悩みが吹き飛んでしまう、という不思議な経験をしました。愛子さんがたくさんいたら、世の中の悩みなんてなくなってしまうのでは、と思ったほどです。
元気でおおらかな愛子さんからのメッセージを、もっと伝えたいと感じたのが、この連載のきっかけでした。
愛子さんが日頃感じている「あれ、おかしいな?」と思うことを語っていただくことで、私たちの心の奥のモヤモヤが言語化されて、スーッと晴れていくような、そんなお話をお届けできたらと思っています。
子育て中の方はもちろん、子育てはとうに卒業したという方たちにも読んでいただきたい内容です。
また、絵本『たぷの里』『ぞうのマメパオ』の著者・藤岡拓太郎さんに、クスッと笑ってしまう挿絵を描いていただいています。こちらも併せてお楽しみください。(担当:小林)