暮しの手帖社 | 魔法のような切り絵

魔法のような切り絵

2018年01月31日

切り絵01_DSC6970

魔法のような切り絵
(92号「おって きって ひらいて びっくり」)

あれは、7月下旬のことです。
「みんな、ちょっと来てごらん」
編集長に呼ばれて会議室に入ると、そこには装釘家の名久井直子さんがいらっしゃいました。手には、ハサミと一枚の白い紙。
名久井さんは、その紙を四つ折りにすると、チョキチョキとなにかを切り始めたのです。迷いなくスイスイと切り進めるその手元に、みんな、くぎづけです。
「なんだろう。なにができるんだろう」
なぜか小声になりながら、じーっと見つめていると、
「はい、どうぞ」と、切り終えた紙を名久井さんが編集長に渡しました。
その紙をそっと開くと−−−−
「わ〜っ!」「なんで?」「どうして?」
歓声とともに、驚きの声があふれます。
(自分で切ったわけではないのに、みんなの反応に、編集長はなんだか得意げです)
そこには、なんとも愛らしい猫と、そのまわりを囲む草花が現れたのです。
ほんの2〜3分のできごとでしたが、あっという間に名久井さんの切り絵のとりこになってしまいました。
自分でもやってみたい! と、名久井さんが描いてくださった下絵のコピーを自宅へ持ち帰り、さっそく息子の前でチョキチョキチョキ。
そっと開くと、2歳の息子はキョトンとしていましたが、ひと呼吸おいて、
「動物さんだねぇ」とパッと目を輝かせました。
誌面では、名久井さんが小誌のために考えてくださった、たのしい図案をたくさんご紹介しています。
どんなものができあがるかは、切ってみてからのお楽しみ……ということで、
あえて出来上がりは載せていません。
子どもたち、そして、大人の目も輝かせる名久井さんの切り絵を
ぜひぜひ、体験してみていただけたらと思います。(担当:井田)

◎下記より1図案をダウンロードできます。印刷してお使いください。(A4サイズ/PDF)

切り絵02_DSC6971


暮しの手帖社 今日の編集部