移ろう色合いも楽しみに

2018年11月26日

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移ろう色合いも楽しみに
(97号「ふたつになる ひとつの飾り」)

12月に入り、年の瀬が近づくと、なんだか気持ちがそわそわしてきます。
今年こそは、リースと正月飾りを手作りしたい! と思うのですが、お恥ずかしいことに、慌ただしさを理由に、買い求めたものを飾りつけることが続いていました。
リースだけならなんとか作れそうなのですが、正月飾りも……となると、なかなか時間がない。
もしも、リースに少し手を加えることで、正月飾りにもすることができたなら……。そんな長年抱いていた思いから、この企画は始まりました。
吉祥寺の花屋・hibiの久野恭子さんにご相談を重ね、今回作り方をご紹介させていただくのは、鳥の巣のような愛らしい赤い実のリースと正月飾り、そして、うねりの美しい紅づるをベースにしたリースと正月飾りです。
不器用さなら誰にも負けない! と自負する私でも、どちらも1時間半~2時間ほどで仕上がりました。
試作したリースを会社の壁に飾り、しばらく経った頃――
作りたての頃よりも、実や枝葉の色合いが深くなっていることに気がつき、そんな移ろいを楽しめるのも、生の草木を使った飾りならではだと実感しました。
今年の年末は、手作りのリースと正月飾りでお部屋を彩ってみませんか。(担当:井田)

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97号の目次は下記のリンクよりご覧いただけます。
http://www.kurashi-no-techo.co.jp/blog/bookinfo/181124


暮しの手帖社 今日の編集部