どの土地で暮らしていても

2023年05月31日

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どの土地で暮らしていても
(24号「ミロコマチコさん 島とつながり、絵を描く暮らし」)

東京から奄美大島へと移住した画家のミロコマチコさんが、夫のマサシさんと家作りをする様子を本誌10号で記事にしてから、はや2年半。

ミロコさんとマサシさんは、あれからどんな暮らしをしているのか、どれくらい土地になじんだのか。近況を知りたくて、写真家の平野太呂さんとともに、再びお二人のもとを訪れました。

取材中、本誌の連載「ミロコマチコ奄美大島新聞」にも描かれた2匹のヤギ、ムムとモモと散歩したり、「舟こぎ競走」で使う舟に子どもたちと絵を描いたり、舟が完成したお祝いで「八月踊り」を踊ったり……。

ミロコさんとマサシさんとともに集落の皆さんと過ごすうち、なぜお二人がこの土地で暮らしていこうと思ったのか、すとんと胸に落ちたような気がしました。この記事が、周囲の人とのかかわりに思いを馳せるきっかけとなれば、うれしいです。(担当:井田)


暮しの手帖社 今日の編集部