一枚でも、二枚を重ねても

2023年06月02日

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一枚でも、二枚を重ねても
(24号「DoI 川上直子さん ふたつのシンプルエプロン」)

DoI(ドーイ)という屋号で、熊本でエプロンやアトリエコートを制作している川上直子さん。「DoI=働衣」という由来の通り、働いている時に動きやすく、シルエットも美しいエプロンは、料理家や雑貨店店主など、多くの方々に愛されています。

この企画では、コンパクトな胸あてタイプと、長い結びひもやタックがエレガントな腰巻きタイプ、ふたつのエプロンの作り方を川上さんに教えていただきました。さっと身に着けられる胸あてエプロンは、家で料理をする時に重宝しますし、おしゃれな印象の腰巻きエプロンは、来客時にもおすすめです。どちらもシンプルな形ですが、ポケットの大きさやベルトの幅、タックの入れ方など、随所に川上さんのこまやかな工夫がちりばめられています。

一枚ではもちろん、二枚を重ねて身に着けるのもすてきです。セットアップのような雰囲気になるので、ワンピースやスカートと合わせて、ちょっとしたお出かけの時にも着て行きたくなります。

誌面では、川上さんご本人にエプロンを着ていただきました。エプロンにヴィンテージドレスを合わせたり、黒のシックなシャツと合わせたり。そんな着こなしも、お楽しみください。(担当:井田)


暮しの手帖社 今日の編集部