いのちといのちが近い場所

2019年04月05日

長野さんDSC_0035

いのちといのちが近い場所
(99号「潜って捕る。そして食べる。」)

宮古島は平良にある、一軒のフランス料理店。そこで出される魚料理が、いかにおいしく、いかに特別か、ということを力説して教えてくれたのは、カメラマンの長野陽一さんでした。
「ただおいしいだけじゃないんです。なにせ、魚たちはシェフの高野さんが海に素潜りして捕ってきて、さばいて、料理しているんですから……!」。
長野さんは、シェフとともに海に潜り、高野さんが魚を捕る様子を写真におさめたいのだ、と言いました。
澄んだ鮮やかなブルーの海で繰り広げられる素潜り漁の一部始終。
いのちといのちが対峙する、真剣で真摯な瞬間。
この企画は、長野さん渾身の海中ルポルタージュです。

(担当:島崎)


暮しの手帖社 今日の編集部