着け心地も、気持ちも軽やかに

2021年03月31日

着け心地も、気持ちも軽やかに
(11号「手元の素材で、アクセサリーを」)

何かをこしらえた余りだけれど、なんだか愛おしくて残してある。
お手元に、そんな刺繍糸やニット用の糸、
リボンやボタンは眠っていませんか。

わが家には、そういった素材をとりあえず入れておく箱があるのですが、
どんどん溜まり、いつの間にかいっぱいに……。

そんななか、以前、yourwearというニットブランドを営む佐藤孔代(さとう・みちよ)さんが、
「余ったもので編んだんですよ」と、
毛糸のネックレスを見せてくださったことを思い出しました。

お話を伺ってみると、同じ編み方でも、
素材によって異なる表情に仕上がること、
ニット用の糸以外にも、太めのリボンでふんわりと編んでもすてきだし、
刺繍糸を何色か引き揃えても、
色が合わさってきれいだと教えてくれました。

誌面では、ほのかに輝くニット用のラメ糸や、
透け感や光沢感のあるリボンなど、
春らしい素材を使ったネックレスやブレスレットをご紹介しています。

糸やリボンのアクセサリーは、着け心地も驚くほど軽やかで、
身につけると、なんだか少し、気持ちが明るくなるような気がしました。
ぜひ、春の装いに合わせていただけたらと思います。(担当:井田)

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暮しの手帖社 今日の編集部