ツバメを応援したくなります

2023年03月28日

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ツバメを応援したくなります
(23号「ツバメが駅舎にやってきた」)

毎年春になると、東京多摩地域のJR国立駅にはツバメの姿が見られます。駅の構内に巣を作り、子育てをするのです。
国立駅では、駅員さんたちが全面的に協力しながらツバメを見守っています。「ツバメ通信」として、手描きの楽しいポスターをこしらえ、駅の利用者に知らせているのです。
ツバメの巣を見上げては、子ツバメの成長を気にする人々の姿が見られます。あたたかいまなざしで、人と鳥の共存を促しています。

私の最寄り駅でも、ツバメが出入口に巣を作るので、毎年ヒナが顔を出すのを楽しみにしているのですが、しばらくすると、いつの間にかいなくなったなあと、少し寂しく思っていたくらいで、その後のことは知りませんでした。

巣立ったツバメたちはすぐに南の国へ渡るわけではなく、特定の河川敷で集団生活をしながら、体力を蓄えて渡るための準備をするのだそうです。小さな体で何千キロも飛んでいくために。

今回この特集では、ツバメの不思議で面白い生態や、ツバメの渡来を楽しみに、見守っている方たちのことをお伝えします。きっと今年は、空飛ぶツバメを見る目が少し変わりますよ。(担当:小林)


暮しの手帖社 今日の編集部